【国会空転】またも野党のパフォーマンスか? 予算委員長解任案という名の時間稼ぎを問う
またしても、国会が不毛な政争の舞台と化そうとしています。立憲民主党をはじめとする野党が、衆議院予算委員会の新藤義孝委員長の解任決議案を提出する方針を固めたとの報道に、多くの国民は「またか」とため息をついているのではないでしょうか。
野党側は、政治資金規正法改正案の採決を「強行した」ことを理由に挙げていますが、果たしてその主張は正当なものなのでしょうか。この動きは、国益を考えた真摯な行動とは到底思えません。むしろ、国民不在の党利党略に満ちたパフォーマンス政治そのものであり、断じて看過することはできません。
■否決されることが分かりきった「茶番劇」
まず第一に指摘すべきは、この解任案が与党の反対多数で否決されることが確実であるという事実です。野党も当然、その結果を承知の上で提出するのでしょう。では、その目的は何なのでしょうか。
それは、メディアの前で「我々は抵抗している」「与党は横暴だ」という姿を演出し、有権者にアピールするため以外の何物でもありません。しかし、そのために費やされる国会の貴重な時間、そして我々の税金は一体どうなるのでしょうか。本来であれば、物価高対策や安全保障問題など、山積する重要課題の審議に充てられるべき時間が、このような内向きの茶番劇によって無駄に浪費されていくのです。
■「強行採決」というレッテル貼りの欺瞞
野党は決まって「強行採決」という言葉を使いますが、これも一種のプロパガンダに過ぎません。議会制民主主義の基本は、議論を尽くした上で、最終的には多数決で意思決定を行うことです。
今回の政治資金規正法改正案についても、予算委員会で相当な時間が審議に費やされました。野党が求める「十分な審議」とは、一体どれほどの時間を指すのでしょうか。彼らの要求は、事実上の審議引き延ばしであり、法案成立を妨害するための戦術に他なりません。
新藤委員長は、与野党双方の意見を聞きながらも、定められたルールと手続きに則り、議事を整理し、採決という結論を出しました。これは、国会を前に進めるという委員長としての責務を果たした結果であり、非難されるべきものではなく、むしろ評価されるべき判断です。それを「職権乱用」などと批判するのは、民主主義のルールそのものを否定するに等しい行為です。
■国益を損なう審議妨害こそが最大の問題
今、政治に求められているのは、「政治とカネ」の問題に一つの区切りをつけ、国民の信頼を回復することです。今回の改正案が完璧なものではないにせよ、まずは一歩を踏み出すことが重要です。
しかし、野党の行動は、この重要なプロセスを意図的に遅らせ、国会を空転させるものです。対案を示して建設的な議論を行うのではなく、ただひたすらに反対し、委員長の首を取るという政争に明け暮れる。このような姿勢が、国民の政治不信をさらに増幅させていることに、なぜ彼らは気づかないのでしょうか。
国民が望んでいるのは、揚げ足取りやパフォーマンス合戦ではありません。我が国の未来を見据え、喫緊の課題解決に真摯に取り組む政治家の姿です。野党には、目先の党利党略のために国会審議を停滞させるという無責任な行動を猛省し、建設的な議論の場に戻ることを強く求めます。この国を前に進めるために、不毛な政争はもう終わりにすべきです。
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