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国民会議 早期法案提出に首相意欲

【緊急提言】岸田首相の「皇位継承法案」に潜む危機―“拙速な議論”で万世一系の伝統を断ち切るな

先日、岸田文雄首相が、安定的な皇位継承策に関する法案の早期提出に意欲を示したとの報道がありました。一見すると、皇室の将来を案じ、喫緊の課題に真摯に取り組む姿勢のようにも見えます。しかし、我々はこの「早期提出」という言葉の裏に潜む危険性を、断じて見過ごすわけにはいきません。

問題の核心は、政府の有識者会議がまとめた報告書の中身にあります。この報告書は、皇族数を確保する方策として、以下の二案を提示しています。

  1. 内親王・女王が婚姻後も皇室の身分を保持する案
  2. 旧皇族の男系男子を養子に迎える案

岸田首相は、この報告書を「尊重」し、国会での議論を進めるとしています。ここにこそ、我が国の根幹を揺るがしかねない重大な陥穽が存在するのです。

女系天皇への道を開く「女性宮家」案の危うさ

第一の案、すなわち内親王・女王殿下がご結婚後も皇室に残られるという案は、事実上の「女性宮家」創設に他なりません。耳障りの良い言葉で装われていますが、これは我が国が二千年以上にわたり守り抜いてきた「万世一系」の男系継承という大原則を、根底から破壊する第一歩となり得ます。

もし女性宮家が創設され、そのお子様が皇位継承権を持つことになれば、それは歴史上例のない「女系天皇」の誕生を意味します。父方に天皇の血を引かない系統が皇位に就くことは、皇室の正統性を根底から覆し、国体の変質を招く取り返しのつかない事態です。

「一代限り」などという弥縫策でごまかそうとする議論もありますが、一度例外を認めれば、なし崩し的に拡大していくのが世の常です。目先の皇族数減少という問題に対し、国家百年の計を誤るような安易な選択は、断じて許されません。

唯一の正統な道は「旧宮家の皇籍復帰」

皇統の危機を乗り越えるための道は、歴史と伝統に則ったものでなければなりません。その唯一の正統な道こそが、第二の案である旧宮家の皇籍復帰です。

戦後、GHQの占領政策によってやむなく皇籍を離脱された旧宮家の方々は、我々国民と同じ祖先、すなわち皇祖神・天照大御神に連なる男系の血筋を受け継いでおられます。この方々に皇籍に復帰していただくことこそ、男系による安定的な皇位継承を維持するための、最も理に適った正攻法なのです。

にもかかわらず、政府や一部メディアは、この本筋の議論を避け、国民の理解が浅いことをいいことに、前者の「女性宮家」案を既成事実化しようとしているように見えてなりません。

首相の「意欲」は国体を守る覚悟の表れか

岸田首相の「早期法案提出」への意欲は、果たしてどちらを向いているのでしょうか。もし、二つの案を両論併記のまま、いわば「毒」を混ぜた状態で国会に提出し、安易な妥協点を探ろうとするのであれば、それは皇室と日本の伝統に対する重大な背信行為です。

今、政治に求められているのは、小手先の弥縫策や拙速な結論ではありません。いかにして万世一系の皇統を未来永劫にわたり守り抜くかという、確固たる国家観に基づいた議論です。そのためには、まず旧宮家の皇籍復帰という本筋の道を国民に丁寧に説明し、理解を求める努力を尽くすのが先決ではないでしょうか。

我々国民は、政府・国会の動向を厳しく監視しなければなりません。皇位継承の問題は、単なる制度論ではなく、日本の歴史、文化、そして「国のかたち」そのものを問う最重要課題です。目先のスピードに惑わされることなく、その中身が我が国の尊い伝統を守るに足るものか、一点の曇りなく見極めていく必要があります。

岸田首相におかれては、真に国家の千年の未来を見据え、男系継承の伝統を断固として守り抜くという不退転の決意をもって、この難局に臨んでいただくことを強く願うばかりです。

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